「太田区の賃貸」のすすめ～1位がたくさんある太田区にUR賃貸でフレキシブルに暮らす。
「太田区」は23区の中で最も面積が広い。その割合は実に23区の10パーセント弱を占めています。その広い「大田区」には日本一とも言われる高級住宅地があり、自治体が整備した「都市公園」と「区立公園」を合わせた公園数が平成27年の東京都建設局の調査票でその数549か所で23区1位。また、「大田区」は東京都の市区町村で工場数とそこに従事する従業員数1位の数を誇る産業の町であり、2017年国際空港評価の空港総合評価で使いやすさとアクセスの良さが評価された「World’s Best Domestic Airports」部門と最も清潔な空港「The World’s Cleanest Airports」部門で1位となった羽田空港旅客ターミナルがあります。そして「大田区」は商店街の数も23区で最も多く、銭湯の数も1位です。これだけ多種多様なジャンルで都内、日本で、さらに世界で1位と評される「大田区」は公園や商店街の充実度ひとつをとっても住む人にとってもとても魅力のある区だと言えそうです。今回は多くの1位を持つ「大田区」の街並みと「大田区のＵＲ賃貸」について詳しくご案内したいと思います。
様々なジャンルで1位を取得の「大田区」。その大きな特徴は？
大田区は訪れる地域によって全く違う表情を魅せてくれる街です。北部の世田谷区や目黒区に隣接した地域は都内有数の高級住宅地と学校が多くある文教区域。東部の、品川区に隣接した地域は大田区の商業中心地。買い物、飲食店、商業施設が集まっており、生活利便性に長けた賑やかかつ、古くから続く住宅地もあり、下町の風景も感じられる地域。最も東側は「京浜島」や「平和島」など、多くの流通センターや工業団地と広大な敷地を持った公園のある埋め立て地域が。そして川崎市に隣接の南西部は精密機器や金属加工などにおいて突出した技術を持った町工場が多く集まる地域があり、南東部には世界から評価を受ける「羽田空港」があり、そこに従事する人の住居や関連施設があります。
住むエリアによってガラリと表情が違う大田区。蒲田駅や大森駅周辺は順次開発が進み、さらに東京急行電鉄池上線の池上駅も再開発計画によって2020年の完成を目指し、新たな街へと生まれ変わろうとなど進化し続けています。そして23区で最も数の多い商店街は羽田などの埋め立て地を除き、区内ほぼ全域に広がっており、昔からの変わらない街並みも大切に受け継がれています。その一方、後継者や海外生産問題で継続が困難とされていた町工場は、人材育成や技術科革新に力を入れ、「へら絞り」と呼ばれる金属加工技術などは日本トップクラスの技術力に。大田区町工場の職人、熟練工のチャレンジ精神によって日本シェアのみならず、世界に評価される技術力となり、躍進し続けています。このように、大田区には古くから続くものを大切に繋ぎ、さまざまな表情を魅せてくれます。そんな大田区を4つのエリアに分けてご紹介します。
大田区を知るための4つのエリア
【調布エリア】 田園調布・嶺町・千束・雪谷・鵜の木・久が原・周辺地域
都内高級住宅地の中でも知名度トップクラスの「田園調布」のあるエリアです。川崎市、世田谷区、目黒区に隣接し、大岡山などにも程近いロケーション。東急大井町線の「大岡山駅」、「北千束駅」があり、東急東横線の「田園調布駅」、「多摩川駅」、東急多摩川線の「沼部」、「鵜の木」東急池上線の「長原駅」、「洗足池」、「雪谷大塚駅」、「石川台」、「御嶽山（おんたけさん）」、「久が原駅」、「千鳥町駅」が走っており、坂の多い大田区の中でも高台に位置し、土地の起伏もさほどないことから、古くから高級住宅地として発展してきました。その歴史は大正時代に始まり、「日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一氏が主となり、自身の理想とする街を作り上げ、田園調布駅はその象徴とされています。パリを意識したエトワール凱旋門型と呼ばれる造りで駅前の銀杏並木から扇状に街が広がり、また、アメリカやイギリスの郊外型住宅地のイメージを意識的に取り込んでいる為、幅の広い歩道に手入れの行き届いた植栽が施された100坪を超えるお屋敷が立ち並ぶ圧巻の住宅地が展開されています。その田園調布から南へ下った沼部駅の近くには鵜の木周辺は「福山雅治」の曲、「桜坂」の舞台となった桜坂があり、多摩川が流れる自然が多くあるゆったりとした街並み。そこから東に進むと「久が原」へ。この周辺は私鉄が多く走り、駅と駅の間隔が近いので久が原から鵜の木の商店街などに気軽に行くことが出来ます。洗足池公園周辺や雪谷周辺も閑静な住宅地が広がり、静かにゆったりとした生活を望む人にとって、大変暮らしやすいエリアと言えます。
【大森エリア】 馬込・池上・新井宿・入新井・大森東・大森西 周辺地域
大田区の南東に位置し、品川区に隣接したエリアです。ＪＲ東海道本線の「大森駅」、都営浅草線の「馬込駅」、「西馬込駅」や東急池上線の「池上駅」、京急本線の「大森海岸駅」、「平和島駅」、「大森町駅」、「梅屋敷駅」さらに東京モノレール「流通センター駅」、「平和島駅」が走っています。特徴としてはＪＲの東海道本線を挟んで山側、海側でガラリと街並みが変わる街並みです。山側は先の調布エリア同様、住宅地が広がり、池上駅周辺には商店街や大型スーパーがぎゅっと集まっていてかなり便利な印象。節分になると芸能人やスポーツ選手が豆まきを行い、また数十万人の人が訪れるお会式話題となる「池上本願寺」もこのエリアにあります。
そしてエリア海側は大型ショッピングセンターのある大森が。もちろん、商店街も多数あり、都心へのアクセスも良く、日常で困ることのない街並み。その先には京浜運河が流れ、東京湾岸の風景がひろがっています。「平和の森公園」や「大森ふるさとの浜辺公園」、「東京湾野鳥公園」など多くの自然に触れることのできるエリアでもあり、ファミリー層の多いエリア。【ＵＲ賃貸】の「エステート池上」・「アミティ大森東」・「大森南二丁目ハイツ」・「調布千鳥町」はこの地域にあります。
【蒲田エリア】 矢口・蒲田西・蒲田東・六郷 周辺地域
東急多摩川線の「下丸子駅」、「武蔵新田駅」、「矢口渡駅」。東急本線の「蒲田駅」、「雑色駅」、「六郷土手駅」が走り多摩川を境に川崎市に隣接しています。大田区の町工場の多くは街中の住宅地化などの伴い東側、湾岸地域移転しましたが、このエリアには移ることなく機械金属加工の工場などが今なお多く、日本の工業を支えています。工場も多いですが、そこで働く人が多く住む街でもあるので、古くからの住民が多い。故に下町の温かさが変わらずにあり、地域のコミュニケーションが盛んでもあります。蒲田駅などは活気があり、大田区の中では繁華街多い街並みが広がっています。「大田区役所」も蒲田周辺にあり、大田区の中心的エリアともいえる場所となっています。蒲田周辺を南に下れば「雑色」。駅から商店街が広がり、下町の趣のある街並みが広がっています。また、雑色、蒲田などは銭湯も多く、東京にいながら天然温泉や露天風呂が楽しめるお風呂もあります。六郷土手からは多摩川の緑が広がり、花火大会を楽しむこともできます。背伸びせず、ゆったりとした空気の流れる環境です。
【UR都市機構】のシャレール新蒲田・南六郷二丁目・アミティ南六郷・パティオ新蒲田三丁目・蒲田駅前ハイツ・蒲田本町一丁目・南六郷一丁目のある地域です。
【糀谷、羽田エリア】 糀谷・羽田 周辺地域
京急空港線の「糀谷駅」、「大鳥居駅」、「穴守稲荷駅」、東京モノレールの「羽田空港国際線ターミナル駅」「天空橋駅」「整備場駅」、「新整備場駅」、「羽田空港第一ビル駅」、「羽田空港内ターミナル駅」があります。【ＵＲ】の「シャレール糀谷」のある地域周辺は大田区らしい下町風景が広がり、商店街やスーパーなど便利な街並み。その先は羽田空港で働く人が多くすむ賃貸マンションがあります。羽田空港は「大田区」の面積の実に1/3を占めています。2010年には国際線空港内に「江戸小路」などもオープンし、話題のレストランや最先端の日本のグッズが揃うことから飛行機を利用しない人も訪れる観光スポットとなっています。
太田区の住環境は？子育ては？
公園が23区で最も多く、商店街は充実で価格もお手頃。海浜公園で砂遊びをしたり、池上本願寺で「一泊てらこや」体験をしたり、親子で気軽に温泉に浸かれたり。そんな多くの体験ができる「大田区」は子育てしやすい環境と言えます。さらに妊婦さんには大田区では「出産・育児支援事業かるがも」という施策があり、妊娠中の不安などを面談で相談に乗ってくれます。病院などでは聞くことができなかった不安などはこの制度で相談でき、もちろん、区民であれば無料。面談後には「妊婦さん・子育て応援グッズ」も届きます。大田区のすごいところは、グッズを「えらんで」カタログから選択するのですが、その商品のラインナップがベビースリングや人気ブランドの食器セットなどかなり豪華。さらに大田区では子育てアドバイスとして月齢に合わせて「きづなメール」が届くのでうっかり予防接種を忘れてしまった。などのフォローも万全。さらに三人目のお子さんからは保育料が無料になるなど、多くの子育て支援を行っており、初めての土地で知り合いがいない。などの不安があったとしても安心して子育てができる環境です。また、教育面では平成27年の大田区小学生大絵画展での展示場所は羽田空港内のスカイギャラリー。世界中の人に作品を観てもらい、その絵画のテーマも「ワクワクする羽田空港の未来予想図」という大田区の小学校らしい内容で行われました。社会科見学も飛行場内のメンテナンス工場や大田市場など、他区では体験できない経験ができる教育環境です。
太田区×UR
23区で最も広い面積の大田区。そんな大田区にあるUR賃貸は建物一つひとつの戸数が多く、例えば「南六郷二丁目団地」は1118戸。「アミティ南六郷」は126戸、「南六郷一丁目団地」は300戸もの住戸があります。比較的早い段階で建てられた建物が多くあり、南六郷二丁団地は1985年築。そういった建物に対してＵＲ都市機構では随時「リノベーション」を行っています。‶ＵＲであーる″のＣＭでもリノベーション住宅が紹介されており、例えば古くなった和室の部屋を現代の生活スタイルに合わせて洋室にリノベーションや、バスルームは浴槽をきれいに入れ借るだけでなく、新たに追い焚き機能を追加。さらにモニター付きインターフォンの設置など、お部屋によってバリエーション豊かなリノベーションが施されています。
物件の共有スパースに多くの緑や遊具の設置があり、児童公園が近いなどもＵＲの大きな特徴とメリットの一つ。実は古くて戸数の多い建物ほど賃料はさほど上がらない、手ごろなままでお部屋の中は「リノベーションルーム。」という出会いがあったりします。大田区にもいくつものＵＲ賃貸がありますが、特徴はそれぞれ。暮らしやすく、子育てしやすい大田区のＵＲをじっくり探してみるのもおすすめです。