入居後に不備が見つかったときの対処方法

悩む女性

内見をしたのに気付かなかった!入居後に不備が見つかったときの対処方

UR賃貸は申し込みの前に内見をすることもできますし、申し込み後に内見をすることもできます。
内見というのは、実際に物件を見て間取りや部屋の広さを確認することです。
多くの場合部屋の広さや、ベランダの広さ、収納がどのくらいなのか、バスやトイレやキッチンなど、水回りの雰囲気などをチェックします。
実際に内見をして気に入っても、住んでみてから気づく不備などもあります。
こういう場合はどうしたらいいのでしょうか?

・入居後に不備が見つかったときの対処方

内見をすると言っても、多くの人が表面的なところしか見ておらず、部屋が気に入ったので契約したら、住んでからいろいろなところに不備が見つかり、後悔するケースは少なくありません。
もちろんUR都市機構は、優良物件が揃っていますし、ニーズに合わせて対応できるよう、幅広い物件のバリエーションがあるところも魅力です。
しかしどんなに気に入った間取りでも、入居後に不備が見つかったらがっかりしてしまいます。
こういう時、泣き寝入りするしかないのでしょうか?
UR賃貸で、入居後に不備が見つかったときの対処方を紹介します。

・UR賃貸住宅の内見と点検について

UR賃貸ではほとんどの物件を契約前に内見できます。
実際に部屋まで行き、部屋の広さが間取り、室内設備などを確認するために行います。
この時、何度も引っ越しをいて、部屋のチェックポイントを心得ていると、隅々までチェックできるのですが、ほとんどは内見のポイントがよく分かっていないままなんとなく部屋を見て終了となってしまいます。
UR賃貸の場合、内見は1回しかできません。
その1回で可能な限り、部屋を隅々までチェックして不備がないかどうか確認することが大切です。

UR賃貸では内見の時、部屋の鍵と一緒に住宅点検確認書というのをもらいます。
住宅内をチェックする項目が書かれていて、その項目を参考にしながら内見できるようになっています。
もしも内見で不備が見つかったら、住宅点検確認書に記入して提出すれば、UR都市機構の負担で補修をしてもらえます。
ただしこれは入居前のことです。
入居するにあたり引っ越しの時、荷物の運搬中にどこかにぶつけたり、一部を壊したりしてしまったという場合は、自己責任で補修しなければいけません。
住宅点検確認書は、入居前の状態が対象ですが、入居後でも提出はできます。
ただし入居開始可能日から1カ月が過ぎると、入居前の不備であっても住宅点検確認書は受け付けてもらえないので注意してください。
この場合修理や補修は可能ですが、費用は自己負担となってしまいます。

入居後に不具合が見つかった場合、入居から7日以内に住宅点検確認書を提出すれば、対応はしてもらえます。
ただし入居から7日以内に、管理センターに住宅点検確認書を提出することが条件です。
住宅点検確認書が提出されると、管理センターでどのような不具合かをチェックします。
不具合内容を確認し、修理や修繕が必要と判断されると、UR都市機構が修理や修繕をしてくれます。

・内見の時にチェックしておくべき場所

入居後に不具合を発見しても、早めに住宅点検確認書を提出すれば対応はしてもらえますが、内見の時に細かくチェックしておけば、入居後に嫌な思いをすることもありません。
UR都市機構が修理費を負担してくれるとしても、修繕工事で家に人が出入りしますし、工事が終わるまで落ち着きません。
内見の時チェックしておくべきことを紹介します。

築年数の古い物件の場合、規格が今と違うので、例えばコンロやエアコンの寸法が合わないことがあります。
比較的新しい物件では規格違いという不備はありませんが、古い物件の場合は各所の寸法を測っておくと安心です。
また、室内に洗濯機置き場があると便利ですが、古い物件の場合は洗濯機を外に置く場合があります。

築浅物件では規格違いや不備はあまり見られませんが、築年数の古い物件ほど内見の時にチェックしておくべき項目は多くなります。
不備があってもどこまで対応できるかは、内容によっても異なりますので、事前のチェックは欠かせませんね。

お部屋の情報はこちらでお調べください。