JKK賃貸の借上型(都民住宅)とは?

提案する女性

JKK東京の賃貸住宅には、借上型都民住宅と呼ばれるものがあります。
JKK自体が募集や管理をする物件のことで、さまざまなメリットが存在しています。
借上型の特徴や申し込み方法について紹介しています。

■ 借上型の概要

JKKの借上型賃貸とは、土地や建物を所有している人が建築したものを、JKKが借上げて募集や管理をする物件のことです。
公的機関が管理する賃貸住宅のため、居住者は安心感や安価な家賃で入居できるといったメリットがあります。
その代わり申し込み資格は細かく設定があり確認が必要です。

住戸ごとに設定された契約家賃から、家賃補助額を引いた額が入居者負担額となります。家賃補助とは、契約家賃と入居者負担額との差額が支給されるものです。
入居者負担額は毎年上昇し、最大20年までが補助の対象となります。
家賃補助は入居者の所得金額や人数により規定されており、区分により入居者負担額が決定します。
ただし、この家賃補助は対象物件が大分少なくなっているのであまり期待し過ぎない方が良さそうです。

■申し込みについて

申し込みできる人は、自ら居住する住宅を必要とする人で、自家所有者は対象外です。
申し込み本人は成年者で、住民票で証明する必要があります。
同居親族がある方が対象となり、親族は六親等内の血族や配偶者、三親等内の姻者や婚約者までです。
なお夫婦が別居する場合や、双方に戸籍上の配偶者がいない場合は申し込みできないことがあります。
さらに世帯の所得が基準内であること、連帯保証人を立てられること、暴力団員でない方などの規定もあります。

申し込み資格を満たしている方は、それぞれの申し込み内容を確認しておきましょう。
受付は先着順募集や、あき家入居者待機者募集に分かれています。
先着順募集は、抽選無しで入居が可能となっており、空き家入居者待機者募集対象の住宅以外で適用となります。

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