「杉並区の賃貸」のススメ～緑豊かな住宅地と著名人が集まる東京杉並区にUR賃貸で文化的に暮らす。
杉並区は「アニメの街」「B級グルメ」「阿波踊り」「地域に根付いた自然」「文化人」など一見つながりがないようなワードですが、それが見事に混ざり合っています。ここではそんな杉並区のエリアごとの魅力と、住宅環境についてご紹介します。
独自のカルチャーで展開し続ける杉並区の特色は？
杉並区の賃貸についてどんなイメージをお持ちでしょうか。
杉並区は高円寺・阿佐ヶ谷・西荻窪など古着店やライブハウス、B級グルメなど独自の文化で注目されている顔と関東大震災以降、作家や音楽家など多くの文化人が暮らし、伝統の文化の二つの顔を持った街。それ故、単身の若者が住む賃貸物件と、その魅力に惹かれ、世帯を持っても杉並区を離れることなく住み続けファミリー向けの賃貸マンションなど様々な形態の賃貸があります。
東京駅を起点に都内中心部を横断し、高尾まで走る中央線や西武新宿線、私鉄の京王井の頭線や東京メトロ丸の内線と交通アクセスに長け、また、アニメの街。阿波踊りの街。ラーメン好きが集まる街、文化人に愛される街などどの駅を利用しても便利かつそれぞれのカルチャーを展開している街は他にはないのではないでしょうか。
都内23区の中で8番目の広さの杉並区ですが、他の面積の広い区と比較して圧倒的に居住地の占める割合が多く、区敷地のおよそ80パーセントが居住系に使用されているというデータもあるほど、居住者が多い杉並区。それでいて杉並区の緑被率は2014年の区の調査によると22.17パーセント、区全体の2割もあり、しかしながら公園の割合はそのうちの3パーセントほどで23区で21位の広さ。これは何を表しているかというと、公園が少ないのに緑被率が高い。つまり杉並区の住居には緑が多いということです。
広い庭のある住居や、分譲マンションはもちろん、賃貸マンションにも植栽をふんだんに取り入れている。ということになります。様々なカルチャーの中に緑豊かな住居が立ち並ぶ街並みは多くの人を魅了しています。
杉並区を北・南・中央と3つにエリアに区切ってご紹介します。
①北側エリア～井草・善福寺周辺
【かつて太宰治が居住した気品ある緑豊かな住宅地】
西部新宿線の「上井草」「井草」「下井草」が走り、練馬区や中野区、武蔵野市に隣接したエリアです。他の区のような広大な敷地面積を持つ公園が少なめの杉並区にあって、ここ北側エリアには杉並区で最も広い敷地の「井草森公園」があります。ピクニックシートが広げられる芝のスペースや広場がありがあるのはよくある公園ですが、この井草森公園は名前の通り驚くほどの樹木が多くあります。広場や遊具を取り巻くように常緑樹や落葉樹があり森を感じる空間が広がっています。また、街は商店街の存在によって生活利便性を高め、落ち着いた居住環境は「寂しい」ではなく「静か」。緑が多いおかげですがすがしい空気さえ漂っています。
エリアの最も西側には「善福寺公園」があり、善福寺川の水源となっている池は井の頭恩賜公園の井の頭池と石神井公園の三宝寺池と並んで武蔵野三大湧水池と言われ、豊かな湧き水と周辺の雑木林の景観は上質な風情が漂う公園といったイメージ。このエリアの落ち着き払った街にはかつて太宰治が住みつき短編作品「富嶽百景」の中において「天沼のアパート」として登場させています。このアパート正式には「碧雲荘」。平成29年に大分県湯布院に移築されましたが、つい最近まで荻窪の街並みに溶け込んでいたということはそれだけこのエリアが時代に流されず、奥床しい街並みを今もなお保っているととも言えます。
【受賞歴のあるプロムナード荻窪】
エリアにある、UR賃貸住宅は「プロムナード荻窪」です。上質な住宅地にふさわしく平成17年に照明学会主催よる照明普及賞優秀施設賞を建物として受賞した住宅で、緑の多い敷地内を見事にライトアップした、東京のURを代表する建物。設備もフルに揃い高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」、「桃井原っぱ公園」に隣接しURらしい、利便性と環境のすべてを揃えた建物となっています。
②中央エリア～荻窪・阿佐ヶ谷・高円寺・成田東周辺
【独自のサブカルチャーと多くの文化人に愛される街】
中央・総武線各駅停車「西荻窪駅」「荻窪駅」「阿佐ヶ谷駅」「高円寺駅」が杉並区を東西に横断しているエリアです。西側は吉祥寺に隣接し、東側は中野駅にほぼ隣接と中央線を代表するエリアでもあります。大きな特徴は一駅ごとに独自の文化が発展しているということ。
「西荻窪」にはアンティークショップが多く街を歩くとふいに懐かしい道具店などが現れつい足を止めてしまう、それを受け入れてくれるあたたかな雰囲気が街に広がっています。蔦で覆われた「ほびっと村」も杉並区西荻らしく、1階にある八百屋のオーガニック野菜を2Fのカフェで調理して提供し、3Fはフリースクールと本屋という今はやりのスタイルの先駆けとも言える建物。オープンは1976年というところが驚きです。
「荻窪」は丸の内線の始発駅。駅を中心にラーメン店が数多くあるラーメン激戦区。東京ラーメンの原型となった老舗店舗や都内に数多く展開する店舗など種類も様々。今のラーメンブームで一気にその知名度が上がり阿佐ヶ谷がアニメの聖地なら荻窪はラーメンの聖地とも言える場所「荻窪ラーメン」として人気を集めています。
また、荻窪は昭和2年から作家で歌人の与謝野晶子が晩年を過ごした場所でもあります。与謝野邸の周りにも同じように庭に多くの樹木を湛える住戸に小説家や文学者が住んだ文化人のまちでもあります。
隣の「阿佐ヶ谷」は800メートルもの長さの通りにおよそ230件もの店舗が並ぶアーケード商店街があり、また、アニメが生まれる街でもあります。アニメ制作の会社が非常に多くあり、2014年には駅高架下に「阿佐ヶ谷アニメストリート」が誕生するほど。世界に誇る日本のアニメの聖地のひとつとなっています。また、「杉並区役所」があるのもこの阿佐ヶ谷。杉並区の中心的な場所です。
「高円寺」東京の阿波踊りのまち。一つの駅の商店街に120万人もの人があつまるという圧倒的知名度があります。その商店街には個性的なお店が多く、古着店やジャズの演奏を気軽に楽しめる飲食店やライブハウスがあり、音楽関係者が住む街でもあります。
【グリーンマネージャがいるシャレール荻窪】
駅から少し離れた成田周辺は1軒1軒の敷地が広く樹木の多い家が多くその住宅地にUR賃貸の「シャレール荻窪」があります。2012年度 グッドデザイン賞に選ばれた団地で杉並の気品ある住宅地になじむ洗練された建物。敷地に緑をふんだんに取り入れ、植林地に生息するキツツキの仲間「コゲラ」が訪れる団地造りを行っています。
URのテレビCMでも取り上げられた植栽管理担当の「グリーンマネージャー」が中庭植栽から周辺の豊な自然に溶け込むべく敷地内の「緑化」に力を入れています。小さな昆虫が住み着けばそこに野鳥が訪れる。東京の賃貸に自然が育つという素晴らしい取り組みを行っています。
③南側エリア～久我山・高井戸・浜田山・永福・和泉・和田周辺
京王線井の頭線が走るこのエリアは閑静な高級住宅地が立ち並んでいます。久我山駅から西永福まで低層住宅が立ち並び、アクセスも渋谷や吉祥寺へ向かいやすく都心近くでありながら武蔵野の自然が感じられる風景が多くある恵まれた環境。単身で住んでいた人がその環境のよさからそのまま、ファミリー向け賃貸に住み替える人も少なくありません。
20～30万円台のの高級賃貸からワンルームの6,7万まで幅広い層の人が住まう物件があるのは幅広い年齢層の人が住みやすいから。華美な繁華街ではなくちょうどいい便利な商店街と豊かな自然があれば十分満ち足りることを証明しています。
杉並区の住環境は？子育ては？
杉並区の子育ては行政サービスがとても手厚いです。
まず、杉並区でお子さんを授かったら「ゆりかご券」が発行されます。これは妊婦さんが区の助産師さんや保健師さんによる「ゆりかご面接」を受けると1万円分が給付されるというもの。産前産後のお手伝いやマタニティヨガなどにも使用できるそう。妊娠中からの不安。例えば検診時にきょうだいを見てもらえるところがない。引っ越したばかりで頼れる人がいないなどを相談すると、一時預かりの行政サービスを紹介してもらい、かつその券で無償でサービスを受けられる画期的な券。さらに区役所に出産の手続きをした際には「こそだて応援券」が出生時に20,000円その後も世帯状況と子どもの年齢によって2～4.5万円の券がもらえます。子育て世帯は孤立することなく区のサービスを気軽に受けることができ、地域事業を営む人は事業の券の利用を通じて子育てを応援でき、かつ事業自体の向上も望めます。このように杉並区は行政サービスをただ設けるだけでなく、有効化できるシステムを実行しています。
これが結婚後も杉並を離れられない魅力の一つにもなっています。
駅周辺は商店街を中心に展開し、幹線道路を一歩入れば豊かな緑を立てえる住宅街。住んでいる街の中にオンとオフがあるので、暮らしやすさはもちろん、子育てにも最適な環境と言えそうです。
杉並区×UR
これまで883,038戸、2029棟（（平成27年3月31日時点・URHPによる）もの建物を作り上げてきたUR都市機構。公共事業ということもあり、安心の構造なのはもちろん、単身からファミリーまで受け入れるバリエーションの多い間取りや一つひとつの部屋が広いのも特徴。
女優の吉岡里帆さんが出演するUR賃貸のCMで注目されるグリーンマネージャが活躍する建物となっています。
利便性に優れ、グルメ、文化が充実した杉並区生活を始めるきっかけの一つとして東京杉並区のUR賃貸を利用してみるのも一つの方法としておすすめです。