UR賃貸の先着順募集と抽選募集の違いとは?応募方法の違いでどんな違いがあるの?
UR賃貸に申し込みをする際、自分が希望する空き物件を探します。
希望するエリアを選び、物件の条件を指定した検索も可能ですが、気になる物件が見つかったら内見予約をして気に入れば申し込みとなります。
申し込みは、先着順募集と抽選募集という2つのタイプがあるので、募集方法により手続きが変わってきます。
・UR賃貸の先着順募集と抽選募集の違いとは?
UR賃貸は単身者からファミリーまで扱う物件数も多く、多少築年数が古くても優良物件が揃っている安心感もあります。
ネットで空き部屋を検索してそのまま申し込むことができます。
この場合先着順募集と、抽選募集では扱いが変わってきますが、先着順募集の方が多くその分チャンスも増えます。
ただし物件の種類によっては、抽選募集となることがあります。
先着順募集と、抽選募集の違いを比較してみましょう。
・UR賃貸の先着順募集
先着順募集は、その名の通り先着順に受け付けてもらえます。
誰よりも早く申し込めば希望の物件に住めますが、先着順となっている場合、既に申し込んでいる人が居ると受け付けてもらえません。
申し込む場合は物件にもよりますがUR都市機構のホームページから検索し、その後すぐに申し込みができます。
申し込み方法は、WEB、電話、現地案内所などいくつかあります。
1世帯につき1つの申し込みしかできませんので、先に申し込みされてしまうと他を探さなければいけない可能性が高いです。
申し込み後に審査を行いますが、先に申し込んだ人に入居資格がなければまた順番が回ってくるかもしれません。
誰よりも早く申し込みをしたいなら、リアルタイムで空き部屋状況の確認ができる、電話や現地案内所の利用をおすすめします。
WEBは更新までのタイムラグがあるため、リアルタイムでの状況確認が難しくなるからです。
先着順募集の流れとしては、申し込み後の内見で気に入れば、本申し込みに進みます。
内見する場合は1回のみとなり、その時本人確認ができる書類(免許証やパスポートなど)を提示します。
ただし物件によっては内見できないこともあります。
審査の結果合格なら、契約へと進みます。
契約時には先に家賃や共益費と、指定された敷金を振り込んでおきます。
契約成立後UR都市機構が指定した入居日になったら、管理センターで鍵を受け取ります。
原則入居可能日から1カ月以内に入居しなければいけません。
・UR賃貸の抽選募集
UR賃貸はほとんどが先着順募集となりますが、新築物件や高齢者向けの優良物件の場合は、抽選募集になることがあります。
子育て世帯や高齢者世帯向けの優良物件は、毎月1日から7日までの1週間は一般申し込みの受付はなく、対象世帯しか申し込み出来ません。
対象世帯の申し込み受付が終了後、一般申し込みが可能となります。
抽選は、公平を期すためにUR都市機構により公開抽選が行われます。
これはすべての抽選募集に該当し、全申し込み区分の当選番号や当然順位が発表されます。
抽選の優遇区分では優遇倍率の抽選を行うので、時に同じ人が2つ以上当選することがあります。
2つ以上当選した場合、最初に当選した番号が優先され、それ以外は無効となります、
抽選結果は、各営業センターに提示されるか、公式ホームページにある、募集抽選結果を発表するページからも確認できます。
当選結果は当選、落選にかかわらず申込者全員に、郵送で抽選結果通知書が届きます。
ネットでは通知が確認できないので、必ず郵送された通知書で確認します。
専用ページに行くと、抽選名が一覧で表示されるので、確認したい抽選を選び詳細を確認します。
結果は住戸番号、部屋のタイプ、当選番号の順で表示されていて、次に補欠1位と補欠2位の番号が表示されています。
順番は当選者、補欠1位、補欠2位となりますが、当選者に入居資格があり入居が認められると、補欠には失効通知が届きますので、そこで権利はなくなります。
当選したら申し込みに進みます。
当選者は申し込みまでに必要書類を揃えておきます。