公共賃貸と民間賃貸、あなたに合うのはどっち?

芝生と家の模型

公共賃貸は民間賃貸と比べると、どのように違うのか?

賃貸料だけでなく、契約内容や設備、住みやすさなど、様々な角度から比べてみました。

最寄り駅同じ、1LDKの物件を比較してみよう

<公共賃貸 築14年 専有面積50㎡ 賃貸料118,000円~ 駅から徒歩15分>

<民間賃貸 築22年 専有面積40㎡ 賃貸料140,000円~  駅から徒歩10分>

同じ間取りですが、築年数と専有面積が大きく違います。
駅から徒歩5分近いのは大きな魅力ですが、築年数や設備を考えると5分遠くても、
公共賃貸の方が快適に暮らせそうです。
※あくまで一例です。

設備についての比較

設備は2件ともバス・トイレ別、オートロックです。

民間賃貸は宅配ボックスがついており、民間賃貸の方が設備が充実していることが多いです。

公共賃貸にも宅配ボックスがついていることはございますが、全体の設備面においては劣る点があります。
しかし、公共賃貸は管理員が在中していることが多くセキュリティー面では安心できます。

総合比較

同じ築年数の場合、1R 30㎡で140,000円~
公共賃貸は夫婦で住めますが、民間賃貸では一人暮らしになります。

賃料の他に敷金・礼金、仲介手数料がかかりますが、公共賃貸はこれらがかからないため、初期費用がお得です。

同じ賃貸料の場合、築年数が古くなるか、間取りが狭くなるか、どちらかを我慢しなくてはいけません。同条件ならば、数万円の差が出そうです。

家賃以外にかかる費用について

お部屋を借りる際にかかる費用は賃貸料金以外に敷金・礼金、各手数料などが発生します。
手数料とは仲介手数料や斡旋手数料です。

特に仲介手数料は、物件の賃料によって決まることがほとんどのため、良い物件ほど高くなります。
これら手数料や敷金・礼金がゼロというところも増えてきていますが、物件が限られています。

公共賃貸は退去時の現状負担が明確になっており、普通に生活をしていた場合、消耗品の復旧費用はほとんどかかりません。
民間賃貸は入居時の負担はないが、退去時の負担が大きいということがありません。

これら費用の他に審査書類のみで申請ができるため、保証人が要らず、スムーズに入居が出来ます。
公共賃貸はあらゆる費用を抑えられるため、自己負担が少なく済みます。また、数年後に必要となる更新手数もかからず、条件によっては家賃補助があります。
家賃だけを見るのではなく、このような維持費を考えるとお得です。

建物について

近年、災害などが多発しており耐震などが気になると思います。

公共賃貸は一定の建築基準を満たしており、公的機関が管理運営しているため安心して入居できます。

また、公共賃貸はデザインよりも住みやすさを重視しているため、使い勝手が良くファミリー向けの間取りの物件が充実しています。
高齢者に配慮された間取りや設備などがある高齢者向け優良賃貸住宅やペットが飼えるなど、ライフスタイルに合わせて選ぶことが出来る点が魅力です。

まとめ:公共賃貸の方がお得!

手数料や初期費用など金銭面でのメリットは公共賃貸の方が断然上です。

只、お部屋の綺麗さなどは民間賃貸の方に軍配が上がることの方が多いようですが、公共賃貸も悪いわけではなく総合的に考えると公共賃貸の方が良いと思います。

また、どうしても設備面を充実させたい場合でも数は少ないですがタワーマンションの公共賃貸もございます。
(費用はそれなりに掛かりますが・・・)

設備の良い公共賃貸

【中目黒アトラスタワー】
中目黒駅から徒歩2分。中目黒らしいスタイリッシュな外観の45階のタワーマンション。
オートロックなど、駅前でも安心して過ごせる設備も充実しています。
上層階から都心を見渡す眺望は住む人の満足感をさらに高めてくれます。

【シャレール恵比寿】
高感度なショップが並ぶ代官山や、おしゃれなショップや話題のレストラン・カフェが入る「恵比寿ガーデンプレイス」が徒歩圏内。
建物には空中庭園が施され、ゆったりと洗練された豊かな住空間が生み出されています。

など、上記の2物件はあくまで一例でこれら以外にも設備の充実した公共賃貸は多数ございます。

公共賃貸に興味がある方はこちら!